わがひとに与ふる哀歌
来週15日(木)に、伊東市『天使の遊viva』で開催される『あけてビックリ!!おもちゃ箱』なるイベントで、ちょっとしたお仕事(?)をいただいた。
このイベントは中野督夫さん(センチメンタルシティロマンス)と畔柳賢朗さんのライブなのだが、
その中でこの店の常連さん(アコナイの常連でもある)お二人が朗読一騎打ちなるものをやるということで、その朗読のBGMをやってくれというのです。
朗読は、アコナイ仲間のアッキー根本さんとロマネ斎さんの対決ということなのですが、アッキーさんは自分でギターを弾きながらの朗読ですがロマネさんはギターが弾けないので・・・。
ということで、こんな詩の朗読に伴奏を付けます。
つまりは、一曲創るということになります。
いかがなりますことやら・・・。
わがひとに与ふる哀歌 いとう・しずお
太陽は美しく輝き
あるひは太陽の美しく輝くことを希ひ
手をかたくくみあはせ
しづかに私たちは歩いて行った
かく誘ふものの何であらうとも
私たちの内うちの
誘はるる清らかさを私は信ずる
無縁のひとはたとへ
鳥々は恒に変らず鳴き
草木の囁きは時をわかたずとするとも
いま私たちは聴く
私たちの意志の姿勢で
それらの無辺な広大の讃歌を
あゝわがひと
輝くこの日光の中に忍び込んでゐる
音なき空虚を
歴然と見わくる目の発明の
何にならう
如かない人気ない山に上り
切に希はれた太陽をして
殆ど死した湖の一面に遍照さするのに
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